【子どもを守る】不登校で知っておきたい3つのこと【体験者談】 | ボクの人生、預かり所。

不登校という生き方

不登校は生き方のひとつです 教育問題
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 不登校とは、『病気や経済的理由以外で、年間30日以上欠席すること』を言います。

 文部科学省の調査によると、2020年度(令和2年度)の小中学生の不登校者数は、約196,000人(小学生:約63,000人・中学生:約133,000人)でした。

 少子化にあっても年々増加をしており、理由も多様化しています。そこで当記事では、 不登校で知っておきたい、原因・対応・予防の3つのことについて考えます。自身の不登校体験から学んだことや感じた心情などを交え、お子さんの状況や状態に合った最善さいぜんを探します。

 お子さんや保護者の方をはじめ、教育に携わる方々お読みいただき、対応の一助となれば幸いです。

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原因からみる不登校

直接的な原因が明確である場合

学校生活にある場合

①嫌なことがある

 特定の教科、委員会活動、部活動、学校行事など学校生活における特定の活動や時間が嫌であるケースです。それを避けるために、学校に行きたくないと感じてしまいます。

②嫌な人がいる

 ①とも関連しますが、勉強や運動など苦手なこと(できないこと)に対して、周囲がからかったり、ひやかしたり、馬鹿にしたりするケースです。そういったことがなくても、自ら劣等感を抱いてしまうケースもあります。いずれにしても、本人が苦痛を感じることで登校できなくなります。

 他にも過剰に威圧したり、否定的攻撃的ひていてきこうげきてきな言動をしたりするような教師や子ども(児童生徒)と日々関わっていく中で、恐怖苦痛自信をなくすことで、登校できなくなります。

 事実とは異なることで叱責されたり、犯人扱いされたりするなど、理不尽な出来事があり登校できなくなるケースもあります。

③いじめがある

 からかい、無視、仲間外れ、暴言、犯罪(暴力・性的暴力・金銭要求・窃盗・器物損壊など)といった行為受けたり、強要されたりしているケースです。当然ながら本人の本意ではなく、苦痛を感じることで、登校できなくなります。

 いじめ行為がSNSやインターネット上で行われるケースもあり、複雑化・巧妙化しています。ですが、必ず証拠が残りますので、スクリーンショットを保存するなど、できる限り証拠を残すようにしましょう。

 いじめられているから学校に行かないという選択をできる子たちは意思表示ができています。最も恐れなければならないのは、親にも誰にも打ち明けたり相談したりできず登校し続け、心が折れて自ら命をってしまうケースです。

本人にある場合

①朝起きられない

 朝起きることが難しく、問題となっているのが『起立性調節障害(OD)』です。小中学生の1割程度が抱えていると言われています。

 午前に症状が強く、倦怠感や頭痛などがみられますが、午後には軽快する傾向があります。自律神経の乱れが原因ですので、受診をしましょう。

 学校生活などで強いストレスを受けることが『起立性調節障害』の原因になる場合もありますので、対応には注意が必要です。

②何かに依存している

 有名なものには『ゲーム障害』というものがあります。ゲームに依存してしまい、日常生活よりもゲームを優先してしまいます。身の周りにはスマホやパソコン、タブレット、各種ゲーム機など依存できるものがたくさんあります。ゲーム障害では、学校に行くことよりもゲームを優先します。

 ゲームに限らず、特定の物事に熱中しており、学校に行くことよりもそちらを優先しているならば、それは依存している状態です。昼夜逆転や強いこだわり(ある種強迫観念的なもの)などがあり、日常生活が乱れます。そういった状況に陥った場合には、できるだけ早期に受診をしましょう。

 学校生活などで強いストレスを受けることにより、現実逃避的な意味合いでゲームなどに依存する場合もありますので、対応には注意が必要です。

原因を取り除いてみる

 子どもが学校に行きたくなかったり、行けなかったりする時は、ほとんどの場合体調不良を最初に訴えます頭痛、腹痛、悪心(気持ち悪い)、胃痛、風邪気味、だるさ、発熱などです。そういったことが少しずつ増えていきます。不定愁訴ふていしゅうそ(原因は分からないけど体調が悪い)のようなことをうったえたりもします。

 つらくて嫌な体験やトラウマになるような出来事があるなど、居心地のよくない環境(人や物事)の中で、人がそれを回避したいと思うのは人間の自然な心理です。

 子どもに話を聞き、学校に行きたくない理由を明確に話す場合には、可能なことであればそれを取り除いてあげましょう。特定の物事や参加の回避、特別な配慮、受診による治療など原因そのものが無くなるようにします。取り除くことで、登校できるようになる場合もあります。

 取り除いたけど登校できない場合には、それが本当の原因ではないしくは本人の心身の状態や学校環境が登校できる状況ではないということになります。無理な登校刺激は避けましょう

 そもそも取り除くことが難しい場合は、登校刺激は避け、本人の状態をみながら対応を考えます。

直接的な原因が明確でない場合

無気力・不安型

 明確な理由はありませんが、登校できないケースがあります。当初は理由を述べていたが、取り除いても登校できないケースもここに含みます。その理由が登校しないための建前(若しくは思い込み)であった場合、本当だったがいざ解消されても登校できずに本人も驚いている場合とに大別されます。

 明確な理由を経て行くことができなくなるケースと、そうした理由に心当たりがなく純粋に行くことができなくなるケースもあります。前者の場合は、明確な理由が行けないきっかけとなったとみることもできます。

 コロナの一斉休校後の不登校に代表されるように、普通と思っていた環境が著しく損なわれた場合に起きる、環境の変化への戸惑いや不安、無気力が原因となるケースもあります。

 燃え尽きて何もやる気が起きない、激しく気分が落ち込んだりする、外出できない、生活リズムの乱れなど生活に支障が出るようでしたら専門機関(心療内科など)の受診をご検討ください。

本人型

 人間関係に問題を抱えているケースや本人の生き辛さが影響しているケースがあります。

 家庭環境や過去の体験などから、心理的精神的要因(対人恐怖、パニック障害、不安障害など様々あります)を抱えてしまっているケース。そして、発達障害性同一性障害などによるいきづらさを抱えているケースがあります。

 そうした個人の特性が、不登校の直接の原因になる場合もありますが、その多くは周囲の無理解など社会や集団が生み出す生き辛さが原因であると考えられます。

 このようなケースでは、専門機関への受診も必要ですが、社会的な理解、もっと限定的に言うならその子が属している集団の理解やサポートも必要になります。生き辛さを感じている子どもたちへの配慮がスタンダードになれば、こういうケースの不登校を減らすことができます

選択・主義型

 自ら学校に行かないことを選択するケースです。「自分のやりたいことをする」という目的がはっきりしている場合がこれに該当します。目的以外に、自宅で勉強もしますし、遊びなど好きなこともします。生活リズムも安定しており、生活を楽しんでいます

 もうひとつのケースは、非行です。自分の考えで登校しないケースです。理由は様々ですが、表向きな理由としては、行く意味を感じない、常識への反抗などがあります。しかし、自信がなかったり、自己肯定感が低かったり、人から愛されたい(人間愛的な意味で)などといった気持ちが根底にはあります

 一方で、親が学校に行かせないというケースもあります。親の主義的な考え方や虐待などにより、子どもを登校させません。

 本人や周囲の状況によっては、専門機関(児童相談所や専門の支援施設など)の支援員(ケースワーカーなど)の支援を受けることが改善の第一歩となる可能性があります。選択肢のひとつとして覚えておいてください。

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対応の基本

子どもの話を丁寧に聞く

 まずは子どもの話を丁寧ていねいに聞きましょう。特に親子間では何でも話せる関係と、子どもを全力で守るという意味での信頼関係を普段から築いている必要があります。いざという時、これが大きな意味をもちます。

 子どもの話を丁寧に聞くための大原則は、肯定的な言葉や表現を使うこと、子どもという相手の存在を肯定的に捉える(認める)ことです。否定的な言葉で責め感満載の態度をとられたら、子どもに限らず誰だってそんな相手とは話などしたくもありませんね。

 子どもが話はじめたら、最後まで聞きましょう。基本は、あいづちを打ちながら聞きます。分からないことがあれば、流れに沿って詳細を質問して明確にします

【例】

子「みんなが見てる所で〇〇されたんだ」

親「そうか。それは教室かな?」

子「ううん、廊下で」

親「廊下なんだね」

子「うん、それでね――」

 出来事の状況や子どもの気持ちなどを明確にするための質問に限ります。親の価値観や考えなどは一旦横に置いておきます。子どもの話を批判したり評価したりすることで、子どもは本当のことを話辛くなります。そればかりか、自分のことを認められていないように感じ、自信をなくしてしまいます。

 子どもの話を最後まで聞いたら、その気持ちに共感を示しましょう。親の意見を言いたくなるところですが、子どもがそう感じたという感覚そのものに理解を示しましょう。例え子どもが「ぶん殴りたい」と言った場合でも、「それくらい怒れたんだね」という具合に返します。『殴る』という行為ではなく、『殴りたいくらい怒れた』ことに焦点を当てています。

 もちろん暴力はいけないことです。共感して受け止めた後に、必要があれば修正します。例でいえば「それくらい怒れたんだね。でもね、暴力で返すのはいけないことだから、他の方法を一緒に考えようよ」といった具合です。親として法的、道徳的に問題があると思われる内容については修正します。

 親の気持ちや意見も伝えましょう。その際、肯定的な表現で伝えましょう。親として心配であること、力になりたいこと、話してくれて嬉しかったことなど、子を思う気持ちを伝えましょう。

 次にどうしたいのかを子どもと相談します。問題に対して、子どもがどう解決したいと思っているのかを確認します。親や教員の介入を望むのか、解決策は考えているのかなど、具体的にどうしていくのか子どもの意思を尊重しながら話し合いましょう。

対応を考える

 具体的な対応について子どもが望んだ場合は、基本的にそれを行動していきます。それで再登校に至った場合は、様子をみながらそれを維持できるように学校などと連携を続けていけばよいでしょう。

 子どもが具体的な対応を望んでいない場合や望んだ対応が上手くいかなかった場合は、慎重に対応を考えましょう。学校に行くための方法や道筋が見えない中での登校刺激は、子どもの不安やストレスをいたずらに増加させ、自己肯定感を大きく損なう可能性があります。「学校に行けない自分は何て駄目な人間なんだろう」という風に。

 原因の分類はしましたが、あくまで便宜上整理したものです。原因や悪者を探すことにこだわり過ぎると、本人を苦しめてしまうこともあります。本人の意思を尊重しながら、今後どうしていくのかを考えることが大切です。

 ただし、子どもの心が明らかに傷ついていると分かる場合法律に触れる行為(暴力・性的暴力・身体を相当な危険にさらす行為・心身を相当に深く傷つける行為等)が背景にある場合については、親が強い意思をもって子どもを学校に行かせないという選択をしてください

 そのような状況で登校できたとして、楽しい学校生活など送れるわけがありませんし、自殺に至る可能性も十分に考えられます。このようなケースでも親に話をせず、登校を続け命を絶つ子どもがいることは先に述べました。起きていることを把握しているのであれば、子どもの状態に関わらず、危険が予測される場合には登校させないでください。

 「無理をして自ら命を絶つくらいなら、げても生きている方がいい」 by ゆうたん

 これは強く思います。生きていてこそです。例えそれが辛くてもです。私がいじめ体験から学んだことです。大人になった今も変わらずそう思います。

 人権を蹂躙じゅうりんする(踏みにじる)行為は許されるものではないと思います。なくす方向で行動することは大切です。ですが、変える手立てがなかったり、変わらないということも往々にしてあります。

 他者や集団を変える労力は相当なものです。その労力に時間を割いてくれる熱心な学校や教員も存在しますが、少数です。大半は登校しないことの方が労力は少なくて済みます。理不尽な行為に巻き込まれている時間や耐え続ける時間は、文字通り無駄な時間です。

 客観的に見て重大な出来事(法律に触れる行為)が起きているのに、学校の対応にスムーズさや熱意、誠意などを感じない場合には、再登校はあきらめましょう。起きている事によっては、法的な措置も検討すべきです。今は、いじめ専門の弁護士もいますから、相談するのもよいでしょう

 相当にひどいケースを想定していますので、状況に応じて慎重に対応を検討していただきたいです。お子さんを守るための最善の一手を、親子間でよく話し合って選択してください。

今後のことを考える

 再登校に至った場合は、学校と連携しながら、親としてできるフォローを継続していきましょう。

 再登校が難しい場合には、今後どうしていくかを考えなければなりません。登校するしないにこだわると、経過はあまりよくはありません。結果として再登校できたらいいよね程度にしておきましょう。

 行きたいけど行けないという、本人の苦しみに共感するところから始めます。勉強をどうするのか、学校に行っていた時間をどう過ごすのか、何をして過ごすのか、人とのつながりがなくて大丈夫なのかなど、頭に浮かぶ不安や悩み、疑問を挙げればきりがありません。

 そこで、不登校のお子さんの状態により利用できそうな社会的資源をまとめました。分類や資源は一例ですので、お子さんやご家庭の状況に基づいて柔軟にご利用ください。

外出が困難な場合

 恐怖や不安で外出が困難な場合は、家で学ぶホームスクーリングという形を選択することになります。平たく言えば「家で勉強すること」ですので、特別なことではありません。

 自分で勉強するのもよいですし、通信教育の教材に取り組むのもよいでしょう。今はタブレット教材が主流ですので、感覚的に楽しみながら学ぶことができます。

 家で人と会うことに抵抗がない状態であれば、通信教育のオンライン授業を受けたり、家庭教師の先生に来てもらったりするなど、双方向の授業を体験するのもよいでしょう。

 しかし、気になるのは費用です。小中学生であれば大手の通信教育の費用は比較的安価(1万円以下/月)です。家庭教師でも業者を通すと、安くても月額1~2万(週1回60分)からです。別途入会金が必要な場合もあります。個人契約できるサイトもあり、そちらの方が安い傾向があります。先生により金額は異なりますが、相場として月額1万円以下(週1回60分)です。別途紹介料(5千円~/初回のみ)が必要な場合もあります。

 ※料金は小中学生の最安と思われる相場です。校種(小・中)、受講する教科数・時間数・回数などにより、記載の金額を上回る若しくは下回ることもございます。

 ボランティアで来てくれる場合もありますので、お近くの社会福祉協議会などの公的機関に相談してみるのもひとつの方法です。

 勉強以外でも、友達に来てもらって遊ぶこともよいですね。私も以前、子どもと一緒に遊んだり、勉強したりするボランティアをしていました。自治体によっては、そういった事業を展開していることもありますので、お住まいの地域で探してみてください。

 人と会うのが難しい場合は、心身の状態に応じて、自分の好きなことや心が落ち着くことに取り組みましょう。気をまぎらわすことはとても大切です。必要があれば専門機関の受診も検討し、よい方向へ進みましょう。

外出が可能である場合

 外出は可能であるが、人と会うのは辛い場合には、人に会わずに済むような場所や曜日、時間を設定し、無理のない範囲で出かけましょう。家の人と一緒に出掛けるのもいいですね。公園や公共施設(図書館、体育館など)、娯楽施設(各種アクティビティ体験・映画館など)、お店など街にはたくさんのスポットがあります。

 同世代の子たちに会うのが辛いというケースもあります。その場合は、そうしたことが起きない場所や曜日、時間を踏まえて慎重に場所選びをしましょう。

 同世代でなければ会える場合には、上記の他に習い事やボランティア活動をはじめ、より選択肢は増えます。お子さんの趣味や志向に合わせて、活動の場所を広げていきましょう。

 外出が可能で、同年代と会うことが苦ではない場合には、さらに選択肢は増えます。塾やフリースクール、適応指導教室、自治体の施設(名称は様々ですが不登校関連の支援・相談・活動を行っている)などがあります。

 塾には集団と個別の2種類があります。 月額1~2万(週1回60分) くらいが相場ですが、中には1万円を下回る塾もあります。お子さんの特徴に合わせて指導形態を選びましょう。集団は理解度に関わらず一定のはやさで授業が進んでいきます個別は理解度に合わせた丁寧な指導を受けられ、質問がしやすいです。一般的には後者の方が費用がかかる傾向があります。

 フリースクールの費用は施設によります無料の場合もあれば、一定の費用(数百~数万円程度)を毎月若しくは利用日ごとに支払う場合もあります。勉強や運動、遊び、各種活動、相談・支援など施設により特色は異なります。日課や時間割などに沿って行動する施設もあり、ルールも様々です。見学をしてみて雰囲気や特色を実際に体験することをおすすめしますフリースクールの利用が学校への出席とみなされる施設もあります

 適応指導教室や自治体の施設は基本的に無料で利用できます。適応指導教室は自治体の教育委員会が運営しているもので、内容はフリースクールとほぼ同様です。自治体の施設においてもフリースクールのような形態の施設もあれば、心理的支援(プレイセラピーや相談・支援、訪問支援など)に特化した形態の施設もありますし、併用している施設などもあり形は様々です。いずれにしても、見学をしてみて実際に体験してから選択しましょう

 外出が可能で人に会うことができても、心身の状態によって必要があれば専門機関の受診も検討し、よい方向へ進んでいきましょう。

行けなくなる前に

 学校に行けなくなってからのサポートや支援といった社会的資源は数多くある時代です。しかし、学校に行けなくなる前のサポートや支援というのはさほど多くはありません。

 特に「何か行きたくないかも」「何か行けないかも」と思い始めた初期の段階でのサポートや支援が重要です。親や先生など周囲の人が気づけた場合はよいのですが、そうでない場合は深刻になっていくケースが多くなります。

 ですので、辛い時は早めに話をしましょう。深刻になる前に、言葉にして話をすることで、自分の気持ちや考えの整理ができますし、解決への糸口が見つかる場合もあります

 相手は誰でも大丈夫です。親や友達、先生、SNS、相談機関(チャイルドラインなど)など。まずは自分の味方を探しましょう。否定されたとしてもめげないでください。自分や友達だけで解決できないような深刻しんこくな場合には必ず信用できる(話を聞いてくれる)大人に相談してください。

 普段からストレスをためないために、感じたことを言葉にすることが何より大事です。そして、その思いを誰かと共有すること。自分を責めないこと。他人を責めてくる人がいるという知識ちしきをもつこと。自分に自信をもつこと。自分の心身の状態と向き合うこと。

 行きたくないな」が「生きたくないな」になる前にできることがあります

 あなたの人生です。自分らしく、自分の生きたいように行動を選択しましょう。人と同じでも違ってもよいのです。自分がどうしたいか、どうなりたいか。それを第一に考えましょう。生き方は人それぞれです。上も下もありません。その時の最善をくせばいいのです。

 我慢し過ぎて、心に深い傷を負ってしまうと、その先ずっと色々なものに苦しむことになります。あまりにも辛いのなら、自分を守るために『行かない』を選択する勇気も必要です。永遠に学校に行くわけではありませんよね。今は辛くても環境はいつか変わります

 みなさんが、自身の存在を大切にしながら生きていけますことを心よりお祈り申し上げます。

 みなさんより少しだけ先に辛い体験をしたゆうたんより

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